ヘタミュの原資はカンパニーの想いで出来ている
キャストがヘタミュのことをおもちゃ箱みたいって例えるたびに、私は、客席から見たらキラキラ眩しくて宝石箱みたいだよって思ってた。キラキラ眩しくて、何度も開けては眺めたくなる。
TLでヘタライのレポやイラストを見るたびいいな、すごいな、私もこの気持ちを形に残しておきたいなと思ってて、でも私は絵があまり得意ではないし文章もクセが強いのでwどうしようかな、変なこと言って誤解されても嫌だしななどと思いながらとりあえずその時その時に感じたことをただひたすらメモ書きしたものを、まとめました。
ツッコミどころ満載のとっても恥ずかしい文章になっていますが、ヘタミュ好きな方、あの時あの場所で「またいつか」「また会いましょう」と言葉を交わせた方々に読んでいただけたら嬉しいです。
ヘタライ大阪夜の挨拶で、ヘタミュっていうキラキラ宝石箱みたいな世界の中まるで宝石そのもののキャスト達も悩んで悩んで今を生きてるんだなぁって、改めて。若くて可愛いだけでも私には何にも代え難い価値のあることなのに
大阪夜のうえちゃんから廣瀬への挨拶、私は一度大嫌いだと思った人と解り合える植田圭輔ってやっぱり凄いなと思ったよ。 幕張18夜の挨拶ではうえちゃんが「俺も大ちゃんもこういう(ひとつの作品に固執して泣くような)タイプじゃないんだけどヘタミュだけはダメなの」「もう(大ちゃんの)顔が見れません」って、お互い顔反らしながら泣いてた。
「こんなこと言うの、一流じゃないかもしれないけど(第一弾当初は)演技もまだまだ未熟で歌も上手くないし、ミュージカルと呼べるものではなかったかもしれない。それでもみんなが応援してくれたからここまで来れた」って、でも私は、だから、ヘタミュを好きになったよと思った
宝塚やジャニーズみたいに最初から完璧に完成された世界だったら、私はヘタミュをこんな愛せなかったよ。ちょっと見た目が良い、演技も歌もよくわからないような若い男の子達が試行錯誤を繰り返しながら作る手作りの絵本みたいなヘタミュだから、私は心動かされたんだよ。 (えっと、宝塚やジャニーズを否定しているわけではありません。むしろ完璧オブ完璧が更に上を目指す芸術の最高峰やろと思ってます)
歪で、絵も字も最初から綺麗じゃなくて、でもそんな手作りの絵本に心動かされた5000人が幕張に集まったんだよ。それで終わってほしくない、また描いてって泣いてるんだよ。
一流ではないかもしれない、人に魅せるものとしては間違いかもしれない、でも凄いことだよ。
目の前で若くて可愛い男の子達が歌って踊って笑って泣いて幸せの極みみたいな時間だったな。この歳であんな素直に笑って泣いて声援を送れること、もうないかもしれないな
崚行が、「こんなこと言ったら後で怒られるだろうけど…終わりたくないよぉ…」って泣いた。19歳の男の子の願いも叶えてやれない私はクソだなと思ったよ。どうすれば良いんだろうね。誰も終わりたくない。
でも幕張にジェーが来たのは本当に救われた。 マジで瞬間移動かと思ったし魔法みたい奇跡みたい、こんな有り得ないことが起こるんだからヘタミュの未来を信じても良いんじゃない?って思えた。そうだよ…今は飛行機で空を飛べるし、一瞬で手紙的なもの(メール)も送れる。
なんでヘタミュが終わるのか、実は誰もその理由をはっきりとは明言してない。
キャストは発表時納得した風だったけどここにきてやだ、終わりたくない、またやりたい、絶対やるって… 大阪でこーちゃんにまた会いましょうって言わせたのはもうあれは言わざるを得ない空気だったしwでもこーちゃんの中で完結した舞台をまたやるという選択肢は多分ないと、私は、思う…
だって誰よりもこーちゃんがヘタミュを愛してるのをみんな知ってるしだからヘタミュ終わるよって時に誰もこーちゃんを、終わりを決めた大人達を責めなかった。愛してるからこそ終わりを決めたわけでそれにはきっと理由があるから
ファンはその理由をなんとなく理解してて、あくまで私の見解だけど今回のライブジェーが出れなかったりうえちゃんがリハ1回しか参加出来てなかったりっていうのでまず①キャストのスケジュールが合わないんだろうなぁと。それに卓也だったり廣瀬だったり、②キャストの一部が仕事のフィールドを舞台以外に移行している実情。
キャスト変更するくらいなら、やらない。それはこの2.5という発展途上のジャンルでどうしても儲け優先になりがちな中本当に有り難いこと。キャスト変更=悪、というわけではないですむしろキャスト変更が伝統を築く作品も数多くあると思います2.5に限らず、ただ、このカンパニーにおいてその選択はなかった
あときっとこーちゃんの中で③最初からヘタミュは3部作だったんだろうなと。情で舞台を続けることはいくらでも出来る、ただこーちゃんはそれで話がつまらなくなったり舞台のクオリティが落ちたりを許せる人じゃないんだろうなと
私が石油王ならこの子達をこの姿のまま好きな時に好きなように演じられるステージが用意出来るのに
キャストの写真やコメントを見ながら、そんな風に考えてた。 宝石箱、何度も開いては眺めて、何度も。何度でも。 ホントに宝石みたいに、この想い出も永遠に色褪せないんだろうなぁ
もう4月だしキャストも切り替えてるからいつまでもうじうじしてらんねーなーって頭ではわかってるんだけどそれでもふと思い出すと涙が出るし桜を見かけると涙が出るし、こんなにこんなに好きなものに巡り会えた私の人生は捨てたもんじゃなかったね。
今まで生きてきた中であの時ああしていれば、と思う人生の分岐点的なところがいくつかあるんだけどただそこで今とは違う選択をしていたらヘタミュには出会えてなかったんじゃないかと思うとこれで良かったんだなって思う。
寿里さんの「辛いこと苦しいこと沢山あると思うけどそれを含めての貴方だから」とか、崚行の「僕らに注いでくれた愛を、次は身近な人に少しでいいから注いであげてください。」とか…今後の人生において、きっと何度も何度も思い出すんだろうなぁ
ここに記したキャスト達の挨拶や発言は全て私の記憶による元で、かーなーり個人的解釈を含んでの表記になりますので正しくは夏頃発売予定の円盤を是非ご確認ください。というか上映会しましょう!!!!!
あとヘタミュがなんで終わるか、明言はされてないよね?情弱だからもしいや◯◯が××って言ってたよみたいなのあったらすいません…